ATM事件
 朝食後、1人でホテルの周りをブラブラしていると、歩道に面した銀行の壁にATM発見!持ってきた日本円を最初から減らしたくなかったので、早速、利用。キャッシュカードを入れると、透明プラスチックカバーが開き、画面操作が可能になった。おぉーっ!現地通貨ディルハム&レシートを手にしてごきげんな私。あれ?何か足りない?キャッシュカード?!どうしよう、銀行はまだ開いていないし…。意気消沈してホテルへ戻ると、入り口にガイドさんを発見!下手な英語で事情を話すと、なんと、銀行は犠牲祭のため今日はお休みですって!

ガイドさんのお言葉↓
「明日、一緒に銀行に行ってあげるから。僕もATMに、このカードを2回すいこまれたことがあるよ。気分を変えて、今日は観光を楽しんで!欲しいものがあったら、お金貸します」(良い人だ…)

photo  部屋に戻ってきて、ため息をつき、財布を調べると、えっ?!なんと!探してるはずのキャッシュカードが入ってるでは、あーりませんかっ!!おそらく、カードはすぐに出てきて無意識に財布へしまっていたのね?いくら風邪で熱があるからって、モウロクしすぎ!!とにかく謝らなくては…。(反省)

 何事もなかったように、バスはフェズ観光へと出発。あっという間に第一の写真ポイントで停車。チャンス!ガイドさんにすべてを告白する(ソーリー連発)。「エッ?じゃあ、ノープロブレムなの?!」と目をまん丸にさせて理解してくれた(^^;肩をたたきあって、喜び合う2人。ヨカッタ…。銀行が開いていたら、もっと大変な騒ぎになってた(大汗)今まで考えたこともなかったけど、旅行中に無人のATMでカードのトラブルがあったら大変だな。特に、すぐに、その地域を離れなきゃいけないときは面倒だわ。



モロッコ到着・よろこびの踊り
クスクス 昨日、王宮に入れなかったかわりに、民家を訪ねてミントティーをいただく。民家といっても、旅行客慣れしているっぽい。部屋に、日本の手ぬぐいも置いてあったもの。さて、モロッコ初ミントティーのお味はといえば、ミントの香りでリフレッシュ♪少量だったけど、美味しくて温まった。緑茶にミントってのが意外だわ(イスラエルやエジプトでは紅茶にミントだった)。
 まったりしていた頃、突如、家の主が楽器をたたき出し、ツアーのおばさまが一緒に踊りだした。このリズムを聴いたら、だまってられないわ!勝手に踊りに加わる私(笑)「ベルベル(モロッコに住んでる民族名)の踊りを知っているのか?!」とビックリされる。フェズの地元ガイドさんが、もっと腰をこうやれとリクエスト。即興で肩を揺らしたり、ポーズをとったり、日本で習った踊りを披露〜。一瞬だったけど、地元の人と楽しい時間を過ごすことができた♪(朝の事件から一緒のガイドさんは、なぜか大爆笑。)今まで、踊った中で一番楽しかったし、上手い下手なんて考えずに、私を見て見て!って思うことができた。

 その後、金物屋さんでティーポットを購入→民族衣装やさん→革製品やさん→陶器やさんに案内された。革製品やさんの窓からは、ガイドブックに必ず載っているタンネリ(革を染める大量の桶がある所)が見えた。匂いで卒倒しないように、お店の入り口で、ミントの葉っぱをもらったのが印象的。葉っぱを鼻の穴に突っ込んで、革の匂いをまぎらわすためだ。
01:あぁ羊ちゃん!2月1日は犠牲祭 02:買い物三昧?!フェズお散歩 03:サハラへ向け アトラス山脈越え 04:ジープとラクダとお助けマン 05:映画の舞台!カスバ巡り 06:スーク大好き♪興奮のマラケシュ 07:哀愁のカサブランカ

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