あぁ、羊ちゃん!〜2月1日は犠牲祭〜
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ツアーのみなさん、はじめまして
 4:30起床。準備の関係で4時間くらいしか寝れなかった。9:00 成田空港第一ターミナルに集合。ベテラン女性添乗員さんと総勢21名のツアー参加者が初顔合わせ。なんと、男性は21名中1名!!おばさまや若い女性が多い様子。なんだか、みなさん旅慣れてるっぽいなぁ。
 やがて、私たちを乗せた飛行機は、オランダ・アムステルダムへ向けて離陸。旅行前にかぎって、ハッサンの塔近くの衛兵さんとお馬さんなぜかめちゃくちゃ風邪をひいていた私。肩・腰・背中が悲鳴をあげ、もうダメかも〜というときに、アムステルダムに到着。空港で4時間ほど時間をつぶし、今度はカサブランカへ向けて出発!エアバスかな?満員の機内。幼児が多かった。通路せまいよ。私は通路側の席だったんだけど、油断すると肩や足がスチュワーデスさんに当たっちゃう。私の前に座っていた男の子は、後ろを振り返った瞬間、スチュワーデスさんのお尻に顔をぶつけていた(笑)
 約3時間かかって、カサブランカに到着。空港から出て、オレンジの街灯にヤシの木がなびいている景色を見ただけで感動した!ついに来たよ、カサブランカ!!



やってきました!モロッコ王国
 手足を伸ばして寝れるのは、なんて幸せなんだろう♪さぁ、今日からモロッコ観光の始まりだぜぃ!
 8:30 専用バスでホテルを出発。ラバトの王宮は犠牲祭のため閉鎖だった。次に、ムハンマド5世廟ハッサンの塔を巡る。ガイドさんに案内されるがまま、迷路のような住宅地を歩く。途中、海(大西洋)が見えた。潮のかおり。きれいな模様のタイル。白壁と青のコントラスト。写真で見たチュニジアの街のようだ。

 【ここから先の文章は、ちょっとグロテスクなので飛ばしたい方は次のページに進んでね。】

 ズンズン歩いて行くと、何かを焼いている場面に出くわす。なんだろう?と思っていると、網の上に羊の頭が黒焦げになっている。ありゃりゃーーー。マンスール門前で立ち話する女性よく見ると、地面にごろごろ羊の頭が転がっている。黒焦げになっているのならともかく、毛におおわれたままの頭だと不気味。悲鳴をあげるおばさまに向かって、6、7才の少年がご丁寧に角を両手で持って、羊ちゃんの顔とご対面させてくれた。眼が合っちゃったよ、羊と(泣)こういうの、意外に平気な私は、さすがに解体の最中に出くわさなくて良かったなぁと安堵していた。
 その後、すぐにレストランにたどりつき昼食(イカめしのような煮込み料理・美味♪)。それから、バスに乗って、フェズへと向かう。車窓から見える風景は、本当に牧歌的でビックリした。緑がいっぱいで意外…。ヨーロッパと変わりないっすね。



迷子?の日本人
 夕食後、探検もかねて、ミネラルウォーターを買いに行く。わくわくドキドキ♪目指すは、添乗員さんに教えてもらった雑貨屋さん(キオスクみたいの)。そこへたどりつくには、広場の反対側へ渡らなければならない。広場は公園になっていた。暗い。なるべく明るいほうの車通りが少ない道を渡って、お店にたどりついた。モロッコで初めてのおつかい。店のおじさんは、特に愛想がいいわけでもなく普通の対応。ボラないし。
 さぁ、無事、水も確保したし、帰るゾ!と公園を横切って、車が通り過ぎるのを待っていると、なんと1台の車が私の近くに止まった。止まる位置が悪かったのか、わざわざバックして、フランス語(モロッコの公用語)で話しかけてくる(この暗いのに、よく私のこと分かったなぁ)。男性2人のようだ。フランス語は分からんと言うと、「じゃあ、スペイン語は?」 スペイン語も(もっと)分からんと言うと、「スペイン語も分からないのかーい?英語だけ?!街を案内しようか?ホテルまで送ろうか?」などと言ってくる。私はつたない英語で、パッケージツアーで来てるから問題ないの。ホテルも近いし。ありがとう。マッサラーマ!と言って手を振りながら、道を渡って逃げた
 20mも行くと、ホテル玄関に到着。ふぅ、さっきのは何だったんだろう?ホテルに入ろうと思いきや、後ろからクラクションが聞こえる。さっきの男性たちだ。「グッバーイ!」だって。ひょっとしたら、本当に迷子と思って心配してくれてたのかな?!でも、車は怖いのでパス。
01:あぁ羊ちゃん!2月1日は犠牲祭 02:買い物三昧?!フェズお散歩 03:サハラへ向け アトラス山脈越え 04:ジープとラクダとお助けマン 05:映画の舞台!カスバ巡り 06:スーク大好き♪興奮のマラケシュ 07:哀愁のカサブランカ

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