ちょっとだけシリア
シリア到着!
 トルコのイスタンブールから、空路ダマスカスへ。
 ダマスカスの空港に、夜中の0時頃に着いた。
ということは、つまり2月23日になったということで、なんと私の20歳の誕生日!
20年後、20歳の誕生日をシリアのダマスカスで過ごすことになろうとは両親も考えなかっただろうな。自分でも想像してなかったけど。
ダマスカス旧市街
歩道橋から写した旧市街の様子

 さすがに、この空港には日本人がほとんどいない。
入国カードを書いているところで、珍しく日本人男性に会ったけど、「何しに来たの?」と聞かれたので、「観光」と答えた。

男の人に「なんでこんな所に???」と言われてしまった。

男性は仕事で来たらしい。女2人でシリアに観光に来るうちらがおかしいのか?


スーク(市場)の入り口
 とりあえず、慣れていないので、朝一番のバスを待つことにした。タクシーをひろえば市内に出られるだろうけど、イスタンブールと違って、あまり夜に外出しないほうがいいと思ったからだ。一応、女2人なのだから、用心するにこしたことはない。でも、空港には何もない。

 ダマスカスに着いて、トルコと違う印象はみんな顔がこわい(失礼なヤツ)。「いかつい」といったカンジ。トルコの人より髪も肌も黒いし、表情もかたい。でも、たまに笑った顔を見かけるとほっとする。女の人は全身、黒づくめで顔も見えない人もいるけど、きれいな人が多いなぁ。

 気のせいか、この空港には赤ちゃんが多い。それも、日本と違って(?)パパが抱っこしてる。赤ちゃんの寝顔は超かわいい!

 眠くてしょうがなかったので、イスにもたれて寝てしまった。
後で友達から聞いて知ったことだけど、ちょっと離れた向かい側の席に座っていた若者の1人が
「おい!こいつ寝てるぞ!」
と私の隣に様子を見に来ていたらしい。
それで「おもしろいから、こっち来てみろ!」と号令をかけたみたいで、他の若者がゾロゾロ周りに集まってきたそうだ。
知らない間に見世物になっていた私って…。


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