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Egypt2001(現在地)・Egypt95,97

エジプト5日目前半
アスワン
→フルーカの旅
6385歩
Nubian Oasis Hotel泊

風まかせ〜 フルーカでサへイル島へ
フルーカの上から

岩に刻まれたヒエログリフ(サヘイル島へ向かう途中)

サヘイル島(手前はガイドのおじちゃん)

ガイドのおじさんとフタコブラクダの彫り物

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 4月7日(土) はれ

 今日はフルーカでサヘイル島へ行くぞ!コルニーシュ通りを歩いて、適当に声をかけてきたヌビア人に試しに「サヘイル島へ行きたい!」と言ってみる。「ガイドブックには、チャーター料はいくらと書いてある?」と聞かれたので、指をさして「40£」と答えた。
「いいよ!」
すんなりOK!!何人か話をして決めようと思っていたのに。
「でも、ハッピーな旅になったら、チップをちょうだい!
んー、チップか。楽しかったら、ね。

 このおじさんがフルーカに乗せてくれるのかと思ったら、違った。彼は英語がしゃべれて、ただ案内してくれただけ。マージンを取るんだろうね。うー、チップがめんどくさそうだなぁ…。実際にフルーカを操るのは、若いのにヒゲ面のハマダさんと頭痛で大変そう(大丈夫?)なキャプテン。
 2人と話し合って、往復3時間で40£ということに決定!3時間で済むのかは謎。風次第。風よ吹け〜!「歩き方」には3時間もあれば大丈夫って書いてあるけど…。
 ナイル川を見渡すと、フルーカの数が少ない。停泊しているものも帆はたたんでいるので、なんだか味がない。

 ナイルの風にのって、いざサヘイル島へ!このフルーカ乗りにとっては(いや、ホテルの人にとっても)、私たちのような旅行者は珍しいようだ。金にならない客。他の旅行者が飛びつくアブシンベル・ツアーやキッチナー島、エレファンティネ島ツアーに見向きもしない…。だって、アスワン2回目なんだもん!未開の地に行きたいじゃない。
 日射しが強いけど、フルーカの上は風が気持ちい〜♪周りの景色もキレイ!!途中、第1カタラクトを通った。(アスワンとスーダンのハルツームの間には6つのカタラクト[急湍]がある。川幅が急に狭くなっていて浅瀬になっている。)アガサ・クリスティーの『ナイル殺人事件』で有名なオールドカタラクトホテルを見上げながら、のんびりと時間を過ごす。1時間ちょっとでサへイル島に到着。フルーカの人には30分くらい待ってもらうことに。30分じゃ短いかな?!島に着くと、自称ガイドのエブラヒムというおじさんがひょっこりやって来て案内してくれた。ガイド雇うつもり、なかったんだけどなぁ。

 岩に描いてあるヒエログリフ目当てでこの島に来たのに、なぜか私たちはヌビア村に連れていかれた(笑)30分しか時間がないということを忘れていた。でも、島からの眺めは最高!
 ヌビア村では、黒い服のおばちゃんが1人出てきて手作りアクセサリーなどのおみやげ品を並べだした。イヤな予感。でも、その中にいくつか気に入ったものがあったので、3個くらい購入。白檀の木で作った(ほんと?香料を塗ってるだけ?!)というラクダの彫り物は、ホテルに帰ってから気付いたけど、フタコブラクダだった…。中東のラクダって、ヒトコブだよね。がーん。
 気が付いたら30分過ぎていて、慌ててフルーカに戻る。ガイドのおじちゃんは確かに良くしてくれたけど10£も払えば充分なんじゃないかと私は思った。「これだけ?もっと、くれー。」と不満そうなおじちゃん。結局、12£新品のマルボロ1箱を渡した。帰り、マルボロはやりすぎなんじゃないの?と同行者Iに文句を言ってしまった。
 日本に帰って来てから写真を見ると、ちょっとむかつく。おじちゃんと私はやけに密着して写真にうつってる。ちゃんとイヤがれば良かったと今さら反省。

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