98年ヘルニア日記


痛さをふっとばせ〜!!

5月19日(火)
 先週の木曜日、午前中で早退して金曜日は休んだ。
5月8日くらいから、お尻の左側のほうが筋肉痛っぽくて、だんだん足が上がらないようになってしまった。夕方になると、足をひきずって歩くというカンジ。そのことを周りの人に話すと、腰が原因とみんな 口をそろえて言うので、木曜日に病院へ行った。(最初、足が痛いのに腰が悪いって意味が理解できなかった…)
S病院に行ったら「整形外科は休診」と言われ、泣く泣くJ病院(ちょっと遠い)まで行った。レントゲンをとって、背骨のある部分(第5腰椎の辺)が狭くなっていることを確認し、薬をもらった。

 けど、この薬が「くせもの」だった。
薬を飲んだ次の日の朝、まぶたが異様に重くて 眠くて眠くてしょうがない!だるい!思考力なんて全然ない!目が回る!!たぶん、副作用じゃないか??
そんなこと、頭になかったのでビックリした。こわくて薬が飲めなくなった。(そのうち、慣れちゃうんだけど)

 昨日(5月18日)も休んだ。まだ、足が痛くて座れなかった。それどころか、寝返りうつのも、いちいち、悲鳴を上げてしまう。
欠勤の電話をするのも おっくう!Aさんに「どこが悪いの?」と聞かれ、理由を言うのがなぜかイヤだった。「ヘルニアの疑いがある」と言うのがせいいっぱいで、電話を切った後、なぜか泣けてきた。自分の身体が思い通りに動かせなくて、混乱しているようだ。



5月31日(日)
 明日から1週間、休みをもらった。仕事どころの体調じゃないからだ。病院の待合室で座っているのも苦痛でしょうがない。1分1分が長〜く感じる。座っているより、立っている方が楽に感じた。腰を引っ張る「けん引」も、やった後に良くなるどころか、痛くなってしまうと医者に言ったら、3日間 絶対安静と言われた。今週は火曜しか仕事に行ってない。でも、休んでいたと言っても、検査のため、1日3つの病院に行き、お金もかかって大変だった。

 5月28日にMRIの検査を受けた。やっぱり、ヘルニアにはなってないらしい。
(半年後、他の病院ではヘルニアと診断された)
腰椎椎間板症とのことだった。

 それにしても、仕事先に欠勤の電話をするのは、ストレスがたまる。正社員ならまだしも、派遣社員がこんなに休んでいたら、使っている方も迷惑だろう。1週間以上休むことになったら、クビになるかも…なんて噂も聞いた。(でも、本当はそれで良かったんじゃないかな〜と、今は思う。)

 こんな時に、「健康」ってやつは いかに素晴らしいかってのが分かる。



6月6日(土)
 今日は小雨が降ったり、やんだりで肌寒い日だった。だから、1日中 家にいようかと思ったけど、足が痛むので病院に行った。

 Aクリニックで電気、けん引をしてもらった。ここでけん引をしていると すごく暑い!!
空調が全然 効いていないのに、腰を暖める電気とか使っているからだろう。

 病院を出てから、駅に行き、定期を買った。先月はあんまり出勤できなかったので、定期ムダになっちゃったな。



6月8日(月)
 約2週間ぶりの会社だー!!
でも、目覚めは最悪。起きてから最初に思ったのは、「仕事辞めて、腰を治すのに専念したい」ってこと。

 まぁ、行ってみれば、なんとかなるもんだ!頑張って行って、良かった。
仕事中はやっぱり左足が痛かった。ミニカイロを腰に当てると 気持ちい〜(^^)
今日も定時で上がって、けん引に行った。仕事帰りに毎日けん引の生活が続く。



6月23日(火)
 仕事は忙しいほうだった。私も残業できれば問題ないんだけど、17時までだから、どうしても忙しくなっちゃう。

 昨日までは なんとかなる痛みだったけど、今日の午後からは痛すぎて、身体の動きが一瞬 止まっちゃうような激痛が身体を走った。たぶん、背骨を支えている軟骨がクッションの役割を放棄しているからだと思う。立ったり座ったりするごとに、衝撃がモロ伝わってくる。
歩き出すときに、太股から足先までピーンとなって、痛いし痺れもある。

 病院に行ったら、昨日、私が病院をさぼったから痛いんだよと看護婦さんに笑われた。でもね、昨日は石川県にいるはずの友達と丸井でばったり会っちゃったんだもん!!まるで、ヴァチカンでの再会を彷彿させる出会いだったわ!
(その友達というのは、エジプトに一緒に行った友。詳しくは、エジプトの旅・まじゃ風の「こぼれ話」を見てね!)
病院はさぼったけど、友達に会えて心から元気になれたよ。

 話は変わって、最近、職場でいろんな人に「腰 悪いんだって?」と聞かれる。
私は何にも話してないけど、あれだけ休んでりゃ、みんな知ってるか。(実は、社内で「まじゃさん、持病のため本日お休み」という風にメールで報告されてたみたい。「持病」って自覚がなかったからツライなぁ)




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